impact experiments
衛星の破壊試験
単純な板材などへの衝突試験は多いが、搭載機器を含んだ衛星全体への衝突試験は、世界的にも希有である。これは、一辺15cm角の筐体に、バッテリ,CPU,通信機,GPSなどを搭載した模擬衛星に対する、超高速衝突試験の高速度撮影写真である。
衝突で完全破壊された衛星から、1500個以上の破片が回収され、ひとつずつ分類・計量され、世界的に貴重なデータが得られた。なお、この衝突試験は 九州工業大学・計算力学研究室(赤星研究室)の超高速衝突実験施設で行われた。